大満足

まこと

2006年04月18日 20:18


東京から帰ってきましたー!帰ってきたのは日曜日。
昨日はまだ芝居から抜けきれてなくて放心状態でした(^^ゞ

こんなに満足した芝居は初めてかもしれない。
一人芝居ってどんなんだろーと思っていたけど、全く退屈しない。
見事でした。

時代劇で本能寺の変のあたりから武将4人を3話に区切って一人で演じました。
備中高松の清水宗治・明智秀光の甥、明智左馬助・秀光の家老、斉藤利三・石田光成。
歴史がダメな人は眠かったかもしれないねー。

時代劇だから着物と思いきや衣装は洋装。
しかも全く違和感を感じさせない。もちろん4人とも違う服装。

1時間20分の舞台。
台詞を忘れやしないかハラハラドキドキ、まるで母親のような気持ち?(笑)
そして見事に芝居に入り込んでしまいました。

問いかけられると頭の中には問いに対する台詞が頭の中に浮かんでくる。
座る席の位置によってかわるけど、時には家臣の気持ちになったり一族の気持ちになったり、秀吉の立場になったりと、芝居の中に入りまくり(^^;)
またそれが楽しかったりする。
こんなに緊張しながら観た芝居は初めてです。
背筋伸びてました(笑)

最終公演のとき、舞台の片隅に噴霧器が…。
なぜこんなところに?と始まる前に思っていたのですが、舞台が始まるとすぐにそんなことは忘れ…。

舞台挨拶のときの話ですが、それに一番驚いたのが、演じた本人。
あとあと考えると…
なんで、こんなところにあるんだ!?と気が付いたときから、少し乱れてました。
なかなか台詞が出てこなくって、こっちはヒヤヒヤものでしたー

観劇後、友達と話していると、みんな思っていたことは…。
まるでガラスの仮面のようだー!!って。
北島マヤの一人芝居のとき、周りには誰もいないのに、人の姿が見える…全くその通りのことが起きました。
漫画の世界ではなく、現実にもありました。
やっぱ「兄さん」ってすげーと思ったのでした。


公演前に日刊現代という新聞に載りました。
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